32歳から35歳まで不妊治療を行ったいちごさんの例

31歳で結婚し、すぐにでも子供が欲しいと思っていたので、自分で基礎体温を計りタイミングをはかっていました。

しかし、一年経っても授からず、不妊治療専門の婦人科で診てもらいました。

はじめは、内診をして小さな筋腫はあるものの妊娠に影響はないと言われ、次に卵管造影検査をしました。

卵管の通りが悪いとものすごく痛いと言われる検査ですが、問題なかった私でも相当痛かったです。

これといって私に大きな問題が見つからなかったので、夫も病院に来て精子の採取をしてみるように勧められましたが、夫は嫌がり行ってはくれませんでした。

しばらくは、内診で卵子の大きさを見てもらい、病院で排卵日を予想してもらいタイミングをはかっていました。

すると次第に排卵日まで日にちがかかるようになってきて、太り過ぎてホルモンバランスが悪くなってきているのじゃないかと言われ、栄養士による食事の指導を受けさせられました。

不妊治療をはじめるまでは、きっちり31日周期で生理が来ていたので関係ない気もしますし、痩せるとなるとまた何ヶ月も無駄にしてしまうようで悔しかったです。

結局、痩せることはさておき排卵誘発の薬を使用してみたところ、子宮内膜が薄くなり、飲み薬ではなく自宅で注射を打つことになりました。

自分でお腹に注射を打つことは初めは怖かったですが、毎日通院することを思えば、どれほども痛くもなく簡単なものでした。

それでも、排卵日が近づいてくると病院で内診を受け、卵子の大きさをみてもらい、数日間は毎日のように病院に通うことになります。

これが、なかなか予定がたたず、友人との約束などもしづらくなりストレスがたまりました。

そして、この自己注射の値段が8000円ほどするものですから、内診も何回も受けてお金がかかりますし、次第に金銭的にもストレスを感じるようになってきました。

それから一年程して、やっと夫が病院に行ってくれました。

結果は、精子の量が普通の人の20分の1しかなく、人工授精をとばして体外受精を勧められました。

しかし、卵子をとる手術や何十万円もかかること、それにやはり出来るだけ自然な形で授かりたいなどと考えると踏み切ることが出来ず、まずは毎週末主人の精子を採取し、何回分か溜めて量を増やしたのを人工授精することになりました。

人工授精は3万円程です。

2回目で妊娠できました!しかし、心拍も確認でき母子手帳をもらって喜んでいたにもかかわらず、これで不妊外来卒業と言う日の内診で心拍停止を告げられました。

何も自分の身体に異変がなかったので頭が真っ白になりましたが、否応なく子宮の中を綺麗にする日帰り手術を受けることになりました。

このことが私と共に夫もショックが大きかったようで、人工授精を再開しようにも精子の採取ができなくなり、病院で妊娠は諦めるように言われました。

しかしどうしても諦めきれず、泌尿器科と婦人科がある総合病院に転院し、泌尿器科で管を通し吸い出したところ精子の採取ができ、今度は躊躇している場合ではなく貴重な精子を無駄にしないため体外受精に踏み切りました。

精子は凍結したので、卵子を取りだす日帰り手術のあと解凍して受精させ、13個卵子が取り出せたうち7個受精しました。

次に子宮を排卵させずに排卵後の状態になるように薬もらい、受精卵を子宮にもどす手術を受けました。

これも日帰りで麻酔をすることもなく、思ったより簡単でした。

ありがたいことに一回の体外受精で受精卵が着床し妊娠、無事に出産までできました。

補助金も出ることですし、1日でも若い方が妊娠しやすいので、色々悩まずにもっと早く体外受精に踏み切ればよかったと思っています。